しばらくウルトラマン関連のタイトルから離れていた模型メーカーのウェーブが、久々にウルトラシリーズに復帰。その第一弾として『帰ってきたウルトラマン 1/72 マットアロー1号』を11月中旬から発売する。

現存の戦闘機に近い絶妙なシルエット。ウルトラメカのなかでも人気のマシンだ

ガレージキット創世期である80年代、ウルトラ怪獣のソフビキットやウルトラメカのレジンキャストキットを数多く手掛けてきたメーカーであるウェーブ。今回、堂々のカムバック作品に選ばれたのは『マットアロー1号』だ。やはりというか、それとも偶然なのか「帰ってきたウルトラマン」でシリーズを通して活躍したMAT(怪獣攻撃隊)の主力戦闘機である。

背面画像。流線型のエア・インテークがカッコイイ

操縦者フィギュアは別パーツ。特徴である複座も完全再現

現在の飛行機モデルのスタンダードである1/72スケールの迫力サイズで再現された今回のマットアロー1号は、レジンキャストキットではなく接着剤を使用するプラスチックモデルとなっている。原型製作はプロップモデルの検証には定評のある高橋清二が担当しており、シンプルなパーツ構成で組み立てやすさを追求しながらも、実際に使われたモデルの形状に限りなく近づけたこだわりのプロポーションがウリだ。

大型ミサイル、4連ロケット弾ポッド、7連ロケットランチャーといったマットアロー1号ならではの豊富な武器パーツを完全再現

価格は4,410円。また、初回限定生産で専用のデカールが付属する隊長機バージョンも発売する。こちらは武器パーツは付属せず、価格は3,990円となっている。

限定版となる隊長機は専用マーキングデカールが付属。ただし、武器パーツは付属しない