女優の松下奈緒が27日、都内で行われたシルク・ドゥ・ソレイユの最新作『ダイハツ クーザ』の日本公演記者発表に、スペシャルサポーターとして団長の小倉智昭、くりぃむしちゅー、はいだしょうこ、佐々木健介・北斗晶夫妻と共に出席した。

前列左から、はいだしょうこ、小倉智昭、松下奈緒、後列左から、佐々木健介、北斗晶、くりぃむしちゅーの上田晋也と有田哲平 拡大画像を見る

『クーザ』は、1992年の日本公演以来、過去8作品で総観客動員数880万人を超える世界最高のエンターテイメント集団"シルク・ドゥ・ソレイユ"のスーパーサーカス第9弾。アクロバットなパフォーマンスと巧みなクラウンという2つのサーカスの伝統を融合したシルク・ドゥ・ソレイユの原点に回帰した作品だ。

"宝箱"を意味するサンスクリット語からインスパイアされた『クーザ』にちなみ、会見ではサポーターたちが、舞台上に設置された大きな箱の中から次々と登場。松下は「(箱から)早く出たかった。子供のころ以来です(笑)」と、女優業では慣れないシチュエーションに精一杯の笑顔を見せた。また、昨年は前作『コルテオ』の取材でスイスを訪れた経験を振り返り、「コルテオを超えるとお聞きしているので楽しみ。早く見たいです!」と声を弾ませた。

一方、サポーターとしてイメージに合わないと司会者から酷評されたくりぃむしちゅーの有田哲平は、「すごく見てるんですよ!」と米ラスベガスで日本未公開の演目を見たほどの大ファンだと猛アピール。「われわれこそふさわしい。小倉さんには来年から降りていただいて……」と団長の座も視野に入れると、小倉は「ベテランアナがどんどんブラウン管から姿を消しているんだから頼むよ」と苦笑し会場の笑いを誘った。

また、「くりぃむしちゅーは日本一だと言われますが(笑)、シルク・ドゥ・ソレイユは間違いなく世界一。今回のステージを見たら、自分は何をやってるんだろうとへこむと思う」と有田が語ると、小倉も「サーカスの域を超えている。人間技じゃない。毎回"今回が最高"と言っているけど、ここまでやってしまうと次回はどうするの? って思う」と興奮気味にアピールしていた。

『ダイハツ クーザ』東京公演は、2011年2月2日~4月12日まで東京・原宿ビッグトップにて開催。また、追加公演(12月4日チケット発売)も2011年4月15日~5月8日に決定。