東京海上日動あんしん生命保険はこのほど、「"長生き"に関する意識調査」を実施し、結果を公表した。同調査は9月25~26日、25 歳~65 歳の男女 832 名を対象にインターネット上にて行われた。
調査結果によると、長生きすることを"不安"と答えた人は「少し不安を感じる」「非常に不安を感じる」の計85.7%に上り、長生きを"リスク"と捉える人は全体の68.3%もいた。長生きすることに対して不安に感じることとしては、「お金」、「病気・入院」、そして「介護」が上位に挙げられた。
また、長生きをリスクと捉えている 30代男性で「長生き願望がある」と回答した人は"31.5% "、20 代ではわずか"22.0% "にとどまった。一方で、長生きをリスクと捉えている30代女性のうち「長生き願望がある」と回答した人は"37.0%"、20代では"47.3%"と同年代男性を大きく上回る結果となり、長生きへの意識差が窺える結果となった。長生き願望がない理由として、男性では「長生きにこだわりがないから」、女性では「自分の介護で家族に負担がかかるから」がトップだった。
長生きをリスクと捉えている 20代-30代男性のうち、約4割が「節約・貯金を行っていない」と回答。一方で、長生きをリスクと捉えている 20代-30代女性のうち「節約・貯金を行っている」と回答した人は約7割を占め、ここでも男女の差が窺える。