ウェザーニューズは26日、携帯サイト「ウェザーニュース」内コンテンツ「登山情報」を利用者参加型のコンテンツに大幅リニューアルしたと発表した。
同コンテンツは、3日先までの登山における気象リスク情報が表示される山の気象情報と気象リスク、「山Wikiリポート」、「山のソラヨミリポート」などから構成。山の気象情報では、全国1,400カ所の気象情報に加え、3日先までの「気象リスク」(強風注意 / 暴風警戒 / 気温低下 / 大雨注意 / 落雷警戒 / 台風警戒)を表示。
「山Wikiリポート」では、それぞれの山に実際に登った人や詳しい人達といったサポーターからの情報を集約したページ。「山のソラヨミリポート」は、サポーターから送られてくる最新の「ソラヨミリポート」から、これからの天気を自分自身で判断できるようサポートしている。
今後は、現地に設置されたライブカメラで山の状況をリアルタイムで伝える「Liveカメラ」や、山小屋情報などのコンテンツも増やしていく予定とのこと。
同社は、「現在、空前の登山ブームを迎えていはいるが、その一方で2010年7月~8月に起きた夏山遭難の発生件数は530件、遭難者数は611人におよび、過去最悪の記録となっている。山岳遭難の三大要素である道迷い、転/滑落、転倒に加え、雨や雪、強風、濃霧、落雷など気象の影響により引き起こされる遭難事故も近年増加。こういった気象影響による山岳遭難の軽減を目的に、今回のリニューアルとなった」としている。