映画『雷桜』の初日舞台挨拶が22日、東京・有楽町のTOHOシネマズスカラ座で行われ、主演の岡田将生、蒼井優、廣木隆一監督、主題歌を歌う舞花が出席した。
映画『雷桜』の初日舞台挨拶を行った岡田将生(左)と蒼井優 拡大画像を見る |
公開初日となったこの日は、主演の蒼井優と岡田将生、廣木隆一監督が登壇。「昨日蒼井さんと出た『食わず嫌い』(フジテレビ系で放送の『とんねるずのみなさんのおかげでした』のワンコーナー)の石橋貴明さんの真似をします。『ライオウ!』」といきなり観客を笑わせた岡田の挨拶に蒼井は「岡田くんの勢いで言おうとしたことが飛んでしまいました……」と和やかな雰囲気でスタートした。
蒼井は「岡田くんとは前に共演しましたが、その時はお互い人見知りが激しく、挨拶しか交わせない程度。それが今回は撮影前の3カ月間一緒に乗馬のレッスンを受け、痛いし寒いし辛いレッスンがあったからこそ、撮影時は気を使わない関係になれましたね」と満足げな表情を見せた。
また、この日は劇中で挿入歌『心』を歌った舞花が駆け付け、同曲を披露した。それを聴いた蒼井は「本当に感動しますね。泣きたいぐらい……」と絶賛。そして最後の挨拶で思わず涙をこぼし、「私たちが一点の曇りもなく一生懸命作った作品。大事に育ててきた子供のよな気持ちです」と話して会場を後にした。
映画『雷桜』は、発行部数25万部を突破して女性を中心に人気を博している宇江佐真理の同名小説を廣木監督が映画化。江戸時代を舞台に、将軍家に生まれた斉道(岡田)と山村の娘・雷(蒼井)という身分の違う男女の恋愛を描く。