アップルは20日付けでMac OS X 10.5/10.6用Javaのアップデート、20日に発売となったばかりの新型「MacBook Air」のソフトウェアアップデート、Prokit/Apertureのアップデートを公開した。いずれも同社のWebサイトおよびソフトウェア・アップデートから入手できる。
Java for Mac OS X 10.5/10.6 アップデート
「Java for Mac OS X 10.5 アップデート 8」は、J2SE 5.0を1.5.0_26に、64ビットプロセッサ搭載Mac用のJava SE 6をJava SE 6を1.6.0_22にアップデートし、互換性・セキュリティ・信頼性を向上させるもの。J2SE 1.4.2は今後アップデートされることはないため、デフォルトで無効にされている。対象はMac OS X 10.5.8で、Webサイトからダウンロードする場合のファイルサイズは119.07MB。
「Java for Mac OS X 10.6 アップデート 3」は、Java SE 6をJava SE 6を1.6.0_22にアップデートし、互換性・セキュリティ・信頼性を向上させるもの。対象はMac OS X 10.6.4で、Webサイトからダウンロードする場合のファイルサイズは74.30MB。
MacBook Air (Late 2010) ソフトウェア・アップデート 1.0
「MacBook Air (Late 2010) ソフトウェア・アップデート 1.0」は10月20日(米国時間)に発売された新型「MacBook Air」のソフトウェア・アップデート。iMovieで映画予告編の再生中にシステムが応答しなくなる問題、外部ディスプレイ接続時にスリープを解除するとシステムが応答しなくなる問題など、いくつかのグラフィックスの問題を修正する。
Prokit/Aperture アップデート
「Prokit アップデート 6.0」は、アップルのプロフェッショナルアプリケーションで共有されるユーザーインタフェースに関する問題を解決するもの。具体的な改善点としては、ApertureからiPhotoライブラリをブラウズする際の信頼性向上、Apertureの開閉用三角ボタンの外観の問題の解決、Logic Pro/MainStage内で数値パラメータに不正確な情報が表示される問題の解決が挙げられている。対象となるアプリケーションは、Final Cut Pro、Final Cut Studio、Motion、Soundtrack Pro、DVD Studio Pro、Aperture、Final Cut Express、Soundtrack、Logic Studio、Logic Pro、MainStage、WaveBurner、Logic Express。Webサイトからダウンロードする場合のファイルサイズは13.5MB。
「Aperture アップデート 3.1」は、全体的な安定性とパフォーマンスの向上、iLife '11との互換性確保、および各種の問題修正を行うもの。対象はMac OS X 10.5.8/10.6.2以降で、Webサイトからダウンロードする場合のファイルサイズは357.55MB。