本田技研工業は、上級セダン「レジェンド」に、新開発6速オートマチックトランスミッション(AT)の搭載やホイールに消音装置を採用するなどして商品力を向上し、10月21日より販売する。希望小売価格は620万円。
今回搭載される6速オートマチックトランスミッションは、加速性能の向上とスムーズな変速を実現し、動力性能と燃費性能を高い次元で両立した。10・15モード燃費は8.7km/L。
ホイールの消音装置は「ノイズリデューシングアルミホイール」と呼ばれ、中空構造のレゾネーター(消音装置)を、ホイールを取り巻くように装着している。高速道路のつなぎ目を越える際や、荒い路面の走行時にタイヤ内部で発生する共鳴音を抑制するもので、世界初(ホンダ調べ)の搭載となる。さらに、ボディ各所に遮音材 / 吸音材を配置し、ノイズを低減している。ただし、専用チューニングサスペンションを装備するユーロパッケージには、同ホイールは装備されない。
そのほか、フルセグ(12セグ / ワンセグ)対応により高画質な地上デジタルテレビ放送を楽しめるなど、多彩な機能を搭載した「Honda HDDインターナビシステム」を標準装備した。