シチズン電子は21日、LED1個あたりの光量を同社従来比で2倍以上に高めた照明用白色LED、「CL-L330」シリーズ(26Wタイプ)および「CL-L340」シリーズ(41Wタイプ)を開発したと発表した。量産は2010年11月を予定している。

開発発表された、照明用白色LED

今回発表されたモデルでは、同社従来品と比較し2倍以上の大光量を実現したほか、同社が得意とする高密度実装技術を用いて、比較的効率の高い小型の発光素子を1個のLEDパッケージ内に大量に実装することで、大光量と高効率を両立。従来比30%以上向上した同社最高レベルの放熱性を実現しているという。

同社では、LED1個あたりの光量を飛躍的に高めることで、「照明器具の小型化や光学設計の簡略化に貢献。さらにLED1個で適用できる照明用途を大幅に拡充することができる」としている。なお同製品は、10月27日より開催される「香港インターナショナル・ライティング・フェア2010」に出展予定。