人気漫画家・矢沢あいのコミックを実写化した映画『パラダイス・キス』のニューヨークロケが行われ、主演の北川景子と向井理が撮影に臨んだ。
左から、新城毅彦監督、向井理、北川景子 拡大画像を見る |
同作は、進学校に通い自分の生き方に疑問を持ち始めていた女子高生の早坂紫(北川)が、デザイナーを目指す専門学校生のジョージ(向井)と出会ったことをきっかけに、夢を追いかけるようになるという、ファッション業界を夢見る若者たちの姿を描いた青春ストーリー。
ロケでは、主人公の紫がNYを訪れるシーンを撮影。5日間というタイトなスケジュールで撮影に臨んだ北川は「NYの素晴らしいロケーションで撮ることができたので、そこはすごく良かったなと思います。天気や色んな面で心配するところもあったんですけど、ここまで順調にやってこられたので、皆さんに感謝しています」と話し、「良いことも悪いことも一つずつ思い出したんですが、"オシャレには苦痛が伴うものだ"ということを再確認しました。動きづらかったりヒールがすごい高かったりするので、やっぱりオシャレでいることは大変ですね」と撮影を振り返った。
また、向井は「監督が作り上げたものが身体にしみ込んでくるので、そうなってくるとあまり話さなくても良くなってくると思います。今回はわりと早い段階で固めることができたんじゃないかと思います」と、役作りも順調。「北川さんは今回お会いするのも初めてなんです。とても素直な方なので、腹を割って話すこともできました。それは役柄として距離の近い関係性でやるにはやりやすかったなと思いますね」と北川との息もぴったりのようだ。
映画『パラダイス・キス』は2011年5月に公開予定。
(C)2011「パラダイス・キス」製作委員会