アビッドテクノロジーは、同社初となる完全CPUネイティブ(ホストベース)で動作するHDコア・システム「Pro Tools HD Native」を発売する。2010年11月中旬に国内出荷開始予定。

ユーザー待望となる完全ホストベース・HDコア・システム「Pro Tools HD Native」が遂に登場。各種制作スタジオの新定番となるか、今後の展開にも大いに期待したい

Pro Tools HD Native用に開発された新しい「Pro Tools HD Software 8.5」と「Pro Tools HD Native PCIeカード」(専用DSP非搭載)で構成された本製品。従来のPro Tools HDシステムとは違い、全ての処理をホストとなるコンピュータ本体のCPUパワーを利用するように設計されており、ローコストでPro Tools HD環境を構築可能。また、最新の「HD OMNI」やスタジオの定番「HD I/O」など、Pro Tools HDに欠かすことのできない高品位なオーディオインタフェースをPCIeカードのDigiLinkMini端子に接続し、そのまま活用できるのも大きなメリットとなっている。なお、最高4台までのHDインタフェースを接続でき、最大64チャンネル入出力を行える。RTAS/AudioSuiteプラグインをサポート。対応OSは、Windows 7 (32bit/64-bit)、Mac OS X 10.6.4以降。

販売想定価格一覧

Pro Tools HD Native PCIe Core System 36万7,500円
Pro Tools HD Native + HD OMNI 63万円
Pro Tools HD Native + HD I/O 8×8×8 68万2,500円
Pro Tools HD Native + HD I/O 16×16 84万円