東映東京撮影所にて14日、11月17日(水)発売の大黒摩季が歌うシングルで、仮面ライダーオーズ/OOO主題歌「Anything Goes!」のMusic Videoの撮影が行われた。

今回のMVでは、大黒摩季と仮面ライダーオーズが共演。MVの内容はコンサートステージで、大黒のライブが盛り上がる中、オーズとグリードの戦いが、別の場所で同時に行われているという構成になっている。

ライブ風景の撮影では、実際に300人のファンの前で「Anything Goes!」を熱唱した大黒

大黒とオーズとの共演シーンは、このMVのラストシーン。熱狂的なライブが終了し、一人ステージに立っているシーンから始まる。無人のライブ会場で、ステージを立ち去ろうとする大黒。大黒が立ち去る最後のシーンでは、静寂な現場の中にオーズと大黒の存在感がとても際立つ。その後、アクションシーン部分の収録に移り、オーズとグリードの熱いバトルを撮影した。

以下、撮影の合間に行われた大黒摩季のインタビューを掲載。

大黒摩季「男性のアーティストから羨ましがられている」

――今回のMVの撮影の感想は。

「近年稀に見る大がかりな撮影でした。バンドのメンバー、スタッフが全員全力を尽くし、一丸となって撮影が出来てすこぶる楽しかったです」

――ライブの撮影では、300人のファンの前で歌いましたが、皆さんの反応を見ていかがでしたか?

「すごいアゲアゲな雰囲気でした。この曲は子どもたちはもちろんアゲアゲになれる曲だと思うんですけど、私より年上の方も負けないくらいすごいアゲアゲで盛り上がってくれてました」

――番組では既に曲が流れていますが、番組で流れているのを聞いてどのように感じましたか?

「浦島太郎になったかのように、今の仮面ライダーはこんなに進化しているのかと驚きましたね。今回、曲を担当するのをきっかけに、オーズはもちろん、歴代の仮面ライダーにも興味が出てきて、チェックするようになりました。ミュージシャンも大御所の方ばかりで本当にびっくりしたし光栄。今回このような機会をいただけて本当に感謝しています。 男性のアーティストから羨ましがられているんですよ。知り合いの方から連絡が来て、『何か一緒にやらせてよ』って言われました(笑)」

――これからの撮影でライダーと共演されるわけですが、ライダーとの共演についていかがでしょうか。

「子どもたちが『キャ~』というのが今ならわかりますね。もうアーティストとしてというよりお茶の間感覚で臨んでいるので、今回このような機会をいただけて光栄に思っています。本当に末代までの宝ですよ」

――『仮面ライダー』に詳しくはなりたいですか?

「これから子どもが出来たら、曲を担当していたことや歴代のライダーも全部知っていると言って自慢したいです」

――今回の『仮面ライダーオーズ』には動物をモチーフにしたメダルが登場しますが、大黒さんはどんなメダルが欲しいですか?

「私は猫が大好きなので、猫のメダルが欲しいですね」

――グリードは人の欲望によって生まれてきますが、大黒さんなら、どんな欲望でなると思いますか?

「私はミュージシャンとして成長したいという欲もあるし、食べるのも好きなんで、そういう欲でグリードになってしまうかもしれないですね。それに、CDのコレクター欲が尋常じゃないので、CDショップやレンタルショップで変身しちゃうかもしれないですね」

大黒摩季と仮面ライダーオーズ、グリードの3ショット

――最後に曲を聞くファンに一言、お願いします。

「今回、アーティストとして、良い曲に出会え、それを機に仮面ライダーも知ることが出来て貴重な経験になりました。きっと、オーズを見ている子どもの親は私と同年代だと思うんですよ。お子さんは当然楽しんでもらえると思いますが、お母さんもお子さんと一緒に楽しんでもらいたい。カラオケでもぜひ『Anything Goes!』をパワフルに歌っていただきたい。次の日にパワーが宿ると思いますよ!」

なお、大黒摩季は10月末で活動休止することを発表しており、今回の主題歌が彼女の実質活動最後のシングルとなる。

タイトル Anything Goes!
アーティスト 大黒摩季
収録内容 全1曲 3ヴァージョン収録予定
DVDには仮面ライダーオーズ出演のミュージッククリップを収録(約5分)
発売予定日 2010年11月17日 品番 AVCA-29847/B
AVCA-29848
価格 1,890円[CD+DVD]
1,260円[CDのみ]
発売元 エイベックス・エンタテインメント 販売元 エイベックス・マーケティング
(C)2010 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映