京急電鉄は21日、「羽田空港国際線ターミナル駅開業記念券」を発売する。国際空港の最寄り駅にちなんで、パスポートをイメージした台紙を採用したという。

「羽田空港国際線ターミナル駅開業記念券」

きっぷは「羽田空港国際線ターミナル駅」「羽田空港国内線ターミナル駅」の入場券と「羽田空港国際線ターミナル駅」から400円区間、同440円区間の乗車券の4枚セット。台紙には記念スタンプ用の欄も用意。専用のスタンプを発売日から12月31日まで、「羽田空港国際線ターミナル駅」と「羽田空港国内線ターミナル駅」それぞれに設置するとのこと。スタンプのデザインは空港内の入出国管理所の証印をイメージしたという。

パスポート風の表紙(左)と内側(右)。ちなみに400円は品川駅から羽田空港国際線ターミナル駅、440円は泉岳寺駅から羽田空港国際線ターミナル駅の運賃に相当する

販売場所は京浜急行線各駅(泉岳寺駅を除く)。価格は1セット1,100円。5,000セットの限定販売で、購入は1人1セット限りとのこと。

なお、京急では21日11:00～12:00に、同社がCMで起用しているタレント「くりいむしちゅ～」を招いた開業記念イベントを実施する。出演はほから京急電鉄　羽田空港国際線ターミナル駅長とステーションコンシェルジュとのこと。

また、京急電鉄が主な駅で実施している列車接近メロディについて、羽田空港国際線ターミナル駅は公募選考の結果「世界に一つだけの花」に決定した。2003年に発売されたSMAPの大ヒット曲をアレンジしたという。SMAPは羽田空港から就航するアジア地区でも人気の高いアイドルグループで、同曲は彼らの代表的なヒット曲。「新しい日本の玄関口となる同駅について、国内外の利用者から一層の親近感を感じていただきたい」(同社)。