万年筆が似合う著名人を選ぶ『万年筆ベストコーディネイト賞2010』の授賞式が13日、都内で行われ、同賞に選ばれた松下奈緒、野際陽子、鳥越俊太郎、布袋寅泰、平尾誠二が出席した。

左から平尾誠二、鳥越俊太郎、松下奈緒、野際陽子、布袋寅泰 拡大画像を見る

日本輸入筆記具協会、日本筆記具工業会ならびに国内外筆記具メーカーが主催する同授賞式は、万年筆が最も似合う著名人を表彰。今年はWEBでの一般投票によって選出された一般選出部門にジャーナリストの鳥越俊太郎、販売員選出部門に松下奈緒、前年の受賞者が選ぶ前年度受賞者選出部門に野際陽子、平尾誠二、布袋寅泰がそれぞれ選ばれた。

開口一番「このような賞を頂けて大変光栄に思っております」と感謝の意を述べた松下は「高校生のころに鍵盤をあしらったキャップの万年筆を初めて買ってもらいました。当時は凄く大人な感じでなかなか手に取る勇気がありませんでしたが、20歳のころに勇気を振り絞って手にした時の書き味などは今でも覚えています。もっと万年筆を使って日常的に似合うような素晴らしい女性になりたいと心から思っています」と話していた。

「私と同世代の方に万年筆を使って欲しいです。サッと手帖から万年筆が出てきてサラサラ~っと書けば格好いいですよ~。できれば男性で格好いいな~と思える方に(笑)」と願望を語った松下

8歳になる愛娘の誕生日に、こっそり手紙を書き記していることを明かした布袋。「僕は甘甘な親バカ。娘と家内(今井美樹)の3人で交換日記もしています。娘への手紙は、扱いづらくなったら渡そうかな(笑)」と微笑ましいエピソードを

また、「昔は万年筆で複数の方にラブレターを書きましたよ」という野際の話に「私、ラブレターの経験はないんです。ですから頂いた万年筆でオババと両親に手紙でも書こう思います。普段なかなか素直に伝えられませんから……」と男性の影はない素振りだった。