もちろん服選びは個人の自由だが、服装が相手に与える印象は小さくはない。結婚相談所のサンマリエが運営する婚活応援サイト「恋のビタミン」が、初デート時の服装についてアンケート調査を実施している。気合いを入れすぎず、ラフすぎず……いろいろ意見はあるようだ。

同調査は、8月20日~9月13日に、サンマリエ会員を対象に実施。男女合わせて169人から回答があった。

質問は「初デートに着てきてほしくない服装は?」。まずは男性の意見から見ていこう。もっとも多かったというのが、「露出が多い服」。「妙にセクシーな服。周りの目を集めすぎる服」(52歳)、「セクシーすぎる服。あとからの楽しみが無くなるため」(34歳)といった声が上がった。また、「極端にガーリー、ゴージャス、フォーマルはバツかな。中身で勝負してほしいから」(46歳)、「派手な光り物系は落ち着かないので」(40歳)など、"気合い"が入りすぎた格好も逆効果になることがあるようだ。

とはいっても、ラフすぎるのも不評。「コンビニに行くみたいな感じでジャージとかスウェットで来られたら、その日一日が台無しな気分になるし、好きな気持ちも冷める」(38歳)とのこと。「自然体でかしこまらない格好が一番。お金をかけていなくても、リーズナブルな値段の洋服で趣味のよい組み合わせにすることを、日々努力している人がいい」(32歳)という意見もあるので参考にしてみてもよいかも。

一方、女性からは「清潔感」を求める意見が目立ったそうだ。「パジャマみたいな服はふつうに恥ずかしい」(24歳)、「『凡人』とか『働いたら負けだ』とか書いてある、ネタ文字Tシャツ」(25歳)」など、だらしない格好や奇をてらった服装も嫌われる可能性が。「あまりにも奇抜なファッションは嫌。初デートで彼だと認めきったわけではないのに、翌日たまたますれ違った知り合いとかにいろいろ突っ込まれそう」(29歳)というコメントもあった。

そして男性も"決めすぎ"は好まれないらしい。「明らかに普段着ではないと思われる服装はひきます」(27歳)、「派手すぎる服装とダサイ服装は一緒にいて目立つからイヤ」(25歳)とのこと。調査したサンマリエでは「男女とも、相手とのバランスを考えながら、TPOに合った普段どおりの服装がいちばん!と思っている人が多いようです」とまとめている。