ハイクオリティーなサービスと抜群の安心感で、創業以来、世界中の人たちから高い評価を受けているシンガポール航空。そのシンガポール航空が先日、この冬から日本路線の運航便を増強することを発表した。
まず、11月1日から大阪-シンガポール間の定期便が週3便増え、合計で週10便に。さらに、羽田-シンガポール間の定期便も1日2便追加され、現在運航中の成田-シンガポールと合わせて1日4便のスケジュールとなる。どちらも同社の各国・各路線への乗継ぎが便利になることはもちろん、選択肢の増加と利便性の向上が大いに期待できる。中でも、羽田-シンガポールを結ぶ深夜便の増設はビジネスマンにとっても非常に魅力的だ。
加えて、10月31日から日本路線のスイート、ファースト、ビジネスクラス全便で提供される新しい和食メニューもお披露目となった。これまでスイート、ファーストクラスで提供されていた「京懐石」は、器と盛りつけを一新。とりわけ器は「石」「水」「木」「空」と4種類の自然の恵みを表現し、他にはない高級感を漂わせている。
そして、ビジネスクラスでは月ごとに旬の食材を使用する新メニューの二段重箱「花恋暦」が登場。いずれも「京都菊乃井」の三代目・村田吉弘氏プロデュースのもと、見た目にも高級感と季節感あふれる料理となっている。
また、会見ではシンガポール政府観光局が新しいディスティネーション・ブランド「YourSingapore」を発表し、マリーナ・ベイ・サンズやリゾート・ワールド・セントーサなど、シンガポールの観光名所をアピール。同時に、新しくオープンしたウェブサイト「YourSingapore.com」では、デジタル化とパーソナライズ化の流れに対応し、多彩な情報の中からユーザー個々の嗜好に応じた最新情報を提供するサービスも展開。ますます進化を続けるシンガポールへの旅が、円高という追い風も手伝い、これまでより一層楽しくなることは間違いない。