富士フイルムは7日、コンパクトデジタルカメラ「FinePix AX250」を23日に発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は1万2,800円前後。

「FinePix AX250」

同製品は、単3形乾電池に対応したモデルでは最高クラスという、有効画素数1,400万画素で最高感度ISO3200の高画質・高感度撮影が可能なコンパクトデジタルカメラ。レンズは広角24mmからのフジノン光学式5倍ズームレンズを採用し、室内の集合写真や屋外の高い建築物、広がりのある風景をワイドな画角で撮影できる。

1280×720ピクセルのHD動画撮影も可能で、別売のHDプレーヤー「HDP-L1」を使用すれば、撮影した動画を大画面のHDテレビで鑑賞することもできる。

そのほか、画角を変えて撮影した3枚までの画像を自動でつなぎ合わせて、1枚のパノラマ写真として保存する「パノラマ」モードや、被写体にカメラを向けるだけで「夜景」「逆光&人物」など計6種類からシーンを自動判別して最適な撮影条件に設定する「シーンぴったりナビ」なども搭載する。

電源には単3形アルカリ乾電池2本を使用し、充電式ニッケル水素電池も使用可能。記録メディアは約24MBの内蔵メモリーのほか、SD / SDHCカードに対応する。本体サイズは、93(W)mm×60.2(H)mm×27.8(D)mmで、電池とメモリーカードを含んだ重量は約163g。