最先端のITテクノロジーを一堂に集めた展覧会「CEATEC JAPAN 2010」が幕張メッセ(千葉市)で開かれている。NTTドコモのブースでは、カーナビゲーション情報通信サービス「ドコモ ドライブネット」の展示が行われていた。ドコモ ドライブネットは、通信モジュール内蔵のカーナビなど様々な端末に対応しており、来春にはスマートフォンにも対応する予定。

FOMA対応の通信モジュールを内蔵している、ドコモ ドライブネット対応端末「ゴリラプラス」(三洋電機製)(写真右)

パイオニアが開発したAndroidスマートフォン用通信カーナビアプリ「ドコモ ドライブネット powered by カロッツェリア」では、精度の高い「スマートループ渋滞情報」が利用できるようになる。

デモ機にはXperiaやGalaxy Sが使われていた。車載クレードルは充電機能も備えている

ブースでは、イオン発生機能搭載ケータイも展示されていた。これはdocomo SMART series SH-09Bにプラズマクラスターイオン発生機(ともにシャープ製)をくっつけた試作機で、静止時の状態で3時間の利用が可能だという。

イオン発生中のデモ機(写真右)

将来的には、通常の携帯電話機の厚さにまで薄くしたものを商品化する考えだという