ビー・エム・ダブリューは、2010年8月生産以降のMINI全モデルの内外装デザインや装備内容を一新して発売を開始した。新たにニュー「MINI Cooper S」のATモデルがエコカー減税の対象となり、シリーズ17車種中10車種がエコカー減税の対象モデルとなった。価格は219万9000円~440万円。
ニューMINIでは、ボディカラーに新たに「ブリティッシュ・レーシング・グリーンII」「スパイス・オレンジ」「イクリプス・グレー」の3色が追加された。また、MINI、MINI Clubman Cooper S、MINI Convertible Cooper Sで、従来のMINIデザインを踏襲しながらスポーティなデザインとしたフロントバンパーや、スポーティさを強調したホイールを装備した。また、全てのモデルでリヤコンビネーションランプ内にLEDライトを採用したほか、ボンネット形状を変更し歩行者保護機能を強化、サイドスカットルをよりスポーティにした。MINI Convertible Cooper Sにはホワイト・ターンシグナル・ライトを採用したほか、MINI John Cooper WorksとMINI John Cooper Works Clubman専用としてルーフやミラーキャップにチリ・レッドが選択可能となった。
また、インテリアではこれまでシルバーだったエアコンやオーディオ操作スイッチをブラックに変更したほか、MINI Clubmanではローラー・ブラインド式のラゲージ・ルーム・トリムを採用した。
そのほか、オプションでホイールとシートで各5つのデザインが用意されるほか、インテリアカラーバリエーションに新色を追加、急ブレーキ時にブレーキランプを点滅させるダイナミック・ブレーキ・ライト機能や、ドアミラー自動防眩機能も標準装備された。
なお、ニューMINIは10月16日から31日まで、東京丸の内の本社1階のコーポレート・ショーケース「BMW Group Studio」にて展示される。