コクヨS&Tは7日、デスクトップシュレッダーの新製品「S-float(エスフロート)」を発表した。発売は10月18日。価格はオープンで、市場価格は1万2,000円前後と予想される。

収納時のコンパクトさを実現するため、伸縮式のボディを採用した「S-float」。今まで、ありそうでなかったキャリングハンドルも、パーソナルシュレッダーとしては便利な装備

S-floatは、本体を伸縮式としたパーソナル電動シュレッダー。パーソナルシュレッダーは、未使用時には、実際に使用する場所とは異なる場所に収納されているケースが多い。伸縮式の本体は、収納時のコンパクトさと、使用時の使いやすいサイズ(細断された紙が入るゴミ袋の用量を確保する)を両立させるためのもの。本体サイズは、使用時は232(W)×252(H)×171(D)mmだが、収納時には232(W)×170(H)×195(D)mmと全高が低くなる。カラーは、ライブレッド(KPS-X20R)、ビターブラウン(KPS-X20S)、ノーブルホワイト(KPS-X20W)の3色。リビングなどに置いても違和感のないデザインが採用されているのも特徴だ。また、収納場所からの移動のためのキャリングハンドルも装備する。

投入口の幅は、120mm。コピー用紙の場合、A6ならば4枚まで、A4ならば2つ折りにしたものを2枚まで一度に細断することが可能だ。細断速度は2.0m/分。細断サイズは2mm×14mmのクロスカット。ゴミ袋の容量は2.3L。ゴミ袋が一杯になると自動停止する満杯センサーや、モーターを加熱から保護するために、一定時間で自動停止する機能も搭載する。