インヴァスト証券はこのほど、内閣府令改正に付随する2011年1月1日以降のレバレッジ規制、および証券業協会の自主規制規則に基づく取引区分ごとのロスカットルール整備に伴い、11月29日より株価指数CFDの必要保証金率、ならびにロスカットライン等の取引ルールを変更すると発表した。

11月29日以降の取引については、株価指数CFD(先物銘柄含む)の必要保証金率を、従来の2~5%から一律10%に変更する。なお、今回の法改正に伴い、証券系の店頭CFD取引銘柄は4区分(個別株、株価指数、債券、その他有価証券)に分けられることとなる。

ロスカット・アラートルールについては、11月29日以降の取引より、ロスカットが保証金率100%、アラートは保証金率120%に変更する。

また、「ETF CFD」6銘柄ならびに「米国ボラティリティ指数先物」については、取引区分の仕分け等、システム上の対応が困難であることから、11月27日の取引終了時をもって取扱いを終了する。そのため、上記銘柄に関しては、11月27日取引終了時までに反対売買により決済を行う必要があり、期日までに決済が行われない場合は同社が強制決済を実施する。