ひまわり証券はこのほど、2011年1月から施行されるCFD規制に対応するため、現行の提携先との契約を解消し、新たな取引システムを導入して『新ひまわりCFD』を年内に開始することを決定したと発表した。
「新ひまわりCFD」は、取引システムをはじめ、取引銘柄、取引ルールに至るまで、規制に対応した内容を予定している。取扱い予定口座は、「株式CFD(日本株・外国株)」「指数CFD(国内外の主要株価指数)」「債券CFD(JGB等)」「商品CFD(金・原油・穀物等)」となる。
2011年1月からの規制後は、CFD口座内でも株式、指数、ETF(その他)等のカテゴリーごとに分割して資金管理を行うことが必須となる。そのため、現在の「株式CFD(ETFのみ)」「指数CFD」の各ポジションについては、12月24日までに決済する必要がある。なお、「限月CFD」は12月限りをもって終了する。
利用者が期限までに決済を行わなかった場合は、規制に対応するため、12月27日に同社が強制決済を実施する。
同社CFD口座保有者の今後の取扱いについては、現提携先金融機関であり、取引システムの提供元である「SAXO BANK A / S」の子会社「サクソバンクFX」に引継ぎを予定している。なお、引継ぎに伴う手続き等は特に発生しないとしている。
今後、引継ぎの件は改めて書面にて利用者に通知し、その中に手続きに関する書面を同封する。また、サクソバンクFXへの引継ぎを拒否する利用者については、「口座抹消届」を同封して対応する。