フォード・ジャパン・リミテッドは10月5日、コンパクトSUVの「クーガ(Kuga)」を発売した。価格は335万円(トレンド)と378万円(タイタニアム)。
クーガは、コンパクトなボディにオフロードでの高い走破性、オンロードでの優れたドライビング性能を融合させたSUVモデル。7月に先行して公開され、今回正式な発売となった。
エンジンは2.5L(リッター)直列5気筒ターボ。最高出力は147kw(200PS)/6,000rpm、最大トルク320Nm(32.6kgm)/1,600~4,000rpmを発揮する。トランスミッションはセレクトシフトモード付きの5速オートマチック。前後輪に自動的にトルクを配分するインテリジェントAWDシステム(4WD)、車の横転を防止するARM(アンチロールオーバーミティゲーション)などを搭載する。
日本には「タイタニアム(Titanium)」と「トレンド(Trend)」の2グレードが導入される。上級グレードのタイタニアムには、バイキセノンHIDヘッドランプ、オートランプシステム、雨滴感知式フロントワイパー、自動防眩ルームミラー、赤外線反射コーティングが施された1,050mm×785mmのガラス製パノラミックルーフ、オートスピードコントロール、左右独立した温度調整が可能なオートエアコン、シートヒーター内蔵フロント6ウェイ本革パワーシート、運転席/助手席シートバックテーブルなどを装備する。