東京金融取引所はこのほど、9月29日付けで上場認可された取引所株価指数証拠金取引「くりっく株365」の案内や特徴などを提供するWebサイト「くりっく株365」をオープンした。
くりっく株365(取引所CFD)とは、同所が商品取引所為替証拠金取引「くりっく365」で培ってきたノウハウを活用した、これまでの株価指数先物取引とは異なる新しい差金決済型の株価指数証拠金取引。取扱銘柄は、「日経225」「DAX」「FTSE100」「FTSE 中国 25」「FTSE TWSE 台湾 50」の5種類。
同商品は、保有する建玉を決済しない限り、自動的に翌取引日に繰り越しされるため、取引期限を気にせずに取引きすることができる。また、日経225の取引きがほぼ24時間可能なほか、「買い」「売り」の両方から取引きができ、レバレッジ効果により投資資金以上の運用が行える。
加えて、一般のCFD取引の殆どで受取側より支払側が多くなっている金利相当額を、同商品では受取側と支払側とで同額(一本値)に設定。金利相当額の算出には、日本銀行の政策金利である無担保コール翌日物誘導目標を利用するなど、投資家にわかりやすい商品設計となっている。なお、証拠金は同所に預託され、原則では全額保護される。
今回オープンしたサイトでは、同商品の案内や特徴、メリットなどを説明するコンテンツを用意し、個人を主とする幅広い投資家のニーズに対応していくとしている。