「どこか見覚えのある顔。あっ、あれはもしかして……」。別れた恋人を見かけたとき、どんな行動をとるだろうか。 結婚相談所のサンマリエが運営する婚活応援サイト「恋のビタミン」が調査を行っている。"その時"の行動パターンには男女で違う傾向があるようで……。
調査は今年3月8日~29日にワンクリックアンケート方式で実施。男女合わせて97人から回答があった。
質問は「別れた相手を偶然街で見かけたら、あなたはどうしますか」。男性では「声をかける」人がもっとも多く半数の50%も。次に多かったのが「隠れる」の29%、3番目は「その日メールを送る」の11%だった。「声をかける」派の理由をみると「しあわせにしているかどうか気になる」(37歳)、「その後どうなのか聞いてみるだけ」(28歳)、「偶然あったのは、何かの縁かもしれないし!!」(32歳)といったものが多く、過去の関係は気にせず気軽に話したいという傾向が見られた。
一方、女性のトップは「隠れる」の40%。ほかでは「声をかける」(28%)や「声をかけてくれるのを待つ」(26%)も多かった。悪いことをしているわけでもないのに隠れたくなるのだろう。その理由をみると「会いたくないから。過去の存在」(20歳)、「過去の遺物。かかわるのが面倒くさい」(29歳)、「用事がないのであえて話しかけてもらいたくもないし、話しかけたくもない」(35歳)といったものが多い。元カレへの興味はまったくないし、関わりたくない、というのが本音のようだ。
では女性が「声をかける」ときの理由はどんなものだろう。「別れた相手であっても、人間として良好な関係でいたいため」(38歳)という良心的な理由もあったが、「ひどい男だったので『別れて良かった、今の主人でとてもしあわせだ』と言ってやりたい」(37歳)、「今の自分は昔よりずっとずっと魅力的なので、見せつけてやりたい気分」(28歳)など、過去のうっぷんを晴らすことが目的ということも多いようだ。