SA・PAグルメの雄・ラーメン!
猛暑が過ぎ去り、行楽シーズンの到来だ。ドライブをする機会も増えると思うが、サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)での食事で人気メニューの1つがラーメンだろう。パパッと食べられるし、子どもも大人も大好き。今回はご当地感やオリジナル性のあるラーメンをNEXCO東日本エリアの中から紹介していく。
NEXCO東日本エリア |
関越道からは地元食材を使ったメニューが
まずは関越道寄居PA(下)の「深谷ねぎ醤油ラーメン」(750円)。地元深谷産のねぎをたっぷりトッピングした醤油味のラーメンで、ちょっぴり辛めの味付け。聞くところによると、深谷ねぎは12月頃から出荷となるものが旬なのだとか。これからもっともおいしくなる深谷ねぎをこのラーメンで堪能してみてほしい。
次は上里SA(下)の「焙煎味噌菜彩麺」(780円)。こちらには、秩父のヤマブ味噌を味付けに使っており、やや濃い目の味わいのスープが特徴。しかし、シャキシャキ食感のキャベツや人参といった野菜がたっぷりトッピングされているので、食べ飽きない。大きな肉団子も入っており、食べ応え十分!
肉じゃがとかき揚げが具材の"鍋焼き"ラーメン
「鍋焼き」と聞けば「うどん」と答えそうなものなのだが、常磐道東海PA(下)では「鍋焼きラーメン」(600円)を販売して人気を集めているという。当初、冬限定だったのだが、好評で定番メニューに昇格したとのこと。具材はチャーシューではなく、なんと"肉じゃが"というなんとも不思議なチョイス。他にかき揚げ、キャベツ、茨城・城里町特産という「赤ねぎ」を使用。いや~、ここでしか食べられなさそうな内容でそそります。
同じく常磐道関本PA(上)の「スタミナパワーメン」(730円)は、レバーやニラなど、その名の通りスタミナがつきそうな具材が使われている。ドライブの合間のパワーチャージにどうぞ。
東北道には有名ラーメンが
最後は東北道。こちらには佐野ラーメンや白河ラーメンといった有名ご当地ラーメンスポットがある。まずは佐野SA(下)「青竹手打ち佐野ラーメン」(800円)。佐野ラーメンの特徴といえば青竹打ちの麺だが、このラーメンも売店内の麺工房で青竹を使って仕上げた手打ち麺を使用している。スープはあっさりの醤油味。佐野ラーメン特有の麺をしっかり味わってほしい。
阿武隈PA(上)の「白河醤油らーめん」(490円)には、鶏ガラを3時間煮詰めてつくった自家製スープを使用し、細めの麺がスープによく絡む。具材として、どーんと自家製チャーシューをトッピングしている。
最後は那須高原SA(上)の「那須高原豚 極上とろチャーシュー麺」(800円)。こちらのチャーシューには、那須高原豚を用いている。トロトロととろけるほどのチャーシューをご堪能あれ!
以上、「食べてみたい! 」とあなたの心を鷲づかみにした思わせるラーメンはあっただろうか。どのSA・PAも工夫を凝らしたラーメンを販売しており、そのクオリティには驚くほど。お弁当を用意してのドライブもいいけれど、SAやPAのレストランを活用しても楽しいドライブになることだろう。何より、主婦にとってはラクだし、結構リーズナブルであったりとうれしいことばかり! この秋は、ラーメンに舌鼓を打ちながらのドライブを満喫しよう。