FF14バンドルのグラフィックスカード

ASUSの「ENGTX460 DIRECTCU/2DI/1G/FF14」は、人気ゲームソフト「ファイナルファンタジーXIV」を同梱したグラフィックスカード。カード自体はオリジナルVGAクーラー「DirectCU」を搭載したGeForce GTX 460カードで発売済みだが、ソフトを別途購入するよりは若干お得になる。価格は30,000円~31,000円前後。

ASUSの「ENGTX460 DIRECTCU/2DI/1G/FF14」。コアクロックはノーマル

「ファイナルファンタジーXIV」の初回生産パッケージがバンドルされる

またファイナルファンタジーXIVでは、先行発売された「コレクターズエディション」に続き、今週は通常版の販売も始まった。価格は7,500円~8,000円前後。

人気のあるゲームソフトの登場は、グラフィックスカードの売り上げにも影響を及ぼす。ファイナルファンタジーXIVも然りで、オフィシャルベンチマークが公開された前後では、一時店頭でRadeon HD 5870が品薄になったほど。現在は落ち着いているが、通常版の発売開始で今週末の売り上げアップに期待するショップも多い。

ファイナルファンタジーXIVの通常版。プレイには月額料金(1,344円)が必要

クレバリー1号店では、FF需要を見込んで人気グラフィックスカードを特価販売

6コアPhenomに中間モデル

AMDからは6コアCPUの「Phenom II X6 1075T」(3.0GHz/125W)がラインナップに追加。動作クロックはちょうど1090T Black Edition(3.2GHz/125W)と1055T(2.8GHz/95W)の間に入る形になり、価格も22,500円前後とほぼ中間であるが、1090Tとの価格差は2,000円程度しかなく、ポジション的にはちょっと中途半端。性能を求めるなら1090T、価格とTDPを重視するなら1055T、という流れは変わらないだろう。

「Phenom II X6 1075T」。パッケージの誤記が見つかり発売が延期されていた

OPNは「HDT75TFBK6DGR」。動作クロック以外のスペックは従来と同様だ