大阪証券取引所はこのほど、2010年9月の売買状況について発表した。これによると、2010年9月のFX取引『大証FX』の取引高は、前月比35.7%増の62万527単位で、初めて60万単位台となり、月次ベースで2カ月連続過去最高を更新した。取引金額は同35.0%増の5,689億円だった。
大阪証券取引所では、9月の「大証FX」の取引高が増加した理由について、「(9月15日に政府・日銀によって行われた)為替介入の影響と、投資家の口座数が順調に伸びていることの、両方の側面が考えられる」と話している。
一方、2010年9月の先物取引は、「日経225先物」の取引高が前月比22.2%増の232万9,856単位、取引金額が同22.4%増の21兆5,571億円、「日経225mini」の取引高が前月比8.8%減の1,249万4,557単位、取引金額が同8.3%減の11兆6,105億円だった。