東京金融取引所はこのほど、2010年9月の取引数量について発表した。これによると、2010年9月の取引所為替証拠金取引『くりっく365』の取引数量は、前月比14.1%増、前年同月比55.4%増の881万3,148枚枚、1日平均では、40万598枚となった。
「くりっく365」の取引数量は、レバレッジ規制が施行された8月には、前月比12.4%減の772万4,032枚に落ち込んだが、9月は、レバレッジ規制施行前の7月(881万7,449枚)とほぼ同水準までに回復した。
8月の取引数量のうち、特に米ドル/日本円に関しては、前月比26.0%増の265万3,972枚となった。こうした動きに関し、東京金融取引所では、「(9月15日に行われた政府・日銀の)為替介入により、値動きが大きくなったことの影響がみられる」と話している。