9月27日からスタートしたNHK連続テレビ小説『てっぱん』(NHK総合ほか 毎週月~土曜8:00~)のヒロインを演じる瀧本美織が、2日放送の『土曜スタジオパーク(土スタ)』(毎週土曜14:00~)に出演した。

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タイトル『てっぱん』は、広島と大阪の名物・お好み焼きにちなんだもの。広島県尾道市にある鉄工所の娘として育った村上あかり(瀧本)が、祖母・田中初音(富司純子)と出会ったことで自分が養子だという事実を知る。これを機にさまざまな人々と出会うことになったあかりが、尾道と大阪を舞台に成長していく姿を描いた作品。好評だった前作『ゲゲゲの女房』からバトンを受け継ぎ、初回から18%を超える高視聴率を記録している。

『土スタ』内で、祖母役の富司や父親役の遠藤憲一から「天真爛漫さが魅力。そのままの美織ちゃんでいてください」とVTR越しにメッセージを贈られると、「何よりもうれしい言葉です。エンケン(遠藤)さんは本当のお父さんみたい。ハグしてくださったりして、実の娘のようにかわいがってくれます。ドラマの中では少し意地悪なおばあちゃんを演じている(富司)純子さんは、本当は優しくて大らかな方なんですよ」と笑顔で話す一方、私生活での実の祖母から届いた応援FAXを読み上げられると、目にいっぱい涙をためる場面もあった。

ほかに、『土スタ』MCのビビる大木に「尾道風お好み焼き」の作り方を教えるという実演コーナーでは、やや形のくずれたお好み焼きを完成させ「わたしのより大木さんのほうがおいしそう…」とつぶやき、共演者を笑わせていた。

放送終了後、取材に応じた瀧本は「尾道風のお好み焼きは食感がいいですね。コリコリした砂肝を入れるのがポイントです。大阪風は、全部タネを混ぜてしまうので手軽に作れます。食べるのはどっちも大好きです(笑)」とコメント。撮影やリハーサルを通して、これまで100枚以上のお好み焼きを焼いているそうで、「現場で一番頑張っていることは、熱い鉄板の前に立ち続けていること…かもしれません。撮影中も鉄板は200℃ぐらいにしてあるので、熱さに耐えているんです!」と話しつつ、「今は10週目ぐらいを撮影中で、お好み焼きを焼くシーンが多いんですよ。今後の展開としては、第3週ぐらいにあかりが大阪に行き、いろんな悩みを抱える人たちと出会います。あかりがみんなの心をどう開いていくのかを見守ってくださいね」と見どころを紹介していた。