女優の川島海荷と俳優の市原隼人が2日、都内で行われた映画『ガフールの伝説』の舞台挨拶に出席した。

映画『ガフールの伝説』の舞台挨拶に出席した川島海荷(左)と市原隼人 拡大画像を見る

原作は、数々の賞に輝く児童文学界の人気作家キャスリン・ラスキーが手掛けた人気シリーズ小説。人間が消滅し、フクロウが最も高度な知性と技術を持つ世界を、映像派監督のザック・スナイダーがリアルな映像で描き出す。邪悪なフクロウの組織から王国を守る若きフクロウのソーレン。仲間たちと共に伝説のフクロウ『ガフールの勇者たち』を探す旅に出る。

日本語吹き替え版で市原扮するソーレンの親友、ジルフィーの声を担当した川島は、本作で声優初挑戦。「声優は一度やりたかったお仕事ですが、こんなに早く出来るとは思いませんでした。撮ったのが9月で公開まであっという間で」と話し、「飛ぶシーンでは、監督から『飛ぶ感じで』と言われましたが、飛んだことないから分からなかったですね(笑)。息の芝居が多く、難しかったですが、普段より大袈裟にやるように心掛けました」と振り返った。

主人公ソーレンの声を演じた市原は「初めて声優の仕事をさせていただきましたが、声優の方は凄いな~と心から感じました。僕の場合は身体も動いちゃいましたよ(笑)」と話し、「自分に子供が出来たら見せたいですね。相手を思いやるローレンは真っ直ぐでピュア。皆さんもこの映画を見て、人と人との間を狭めてくれたら嬉しいです」とアピールした。

この日は生後4カ月のメンフクロウも登場し、そのかわいさに川島は笑顔を見せていた