アメリカン・インターナショナル・グループ・インク(AIG)は9月30日、傘下のAIGスター生命保険およびAIGエジソン生命保険の全株式を、米国プルデンシャル・ファイナンシャルに対し、48億ドル(42億ドルの現金支払と6億ドルの第三者に対する負債の引受)で売却することに合意したと発表した。

AIGスター生命およびAIGエジソン生命は、日本において、個人および団体向け生命保険、医療保険、年金保険を営業社員、代理店、企業および銀行窓販経由で販売。両社合わせた従業員数は、約1万400人(うち、営業社員約7,800人)で、代理店は約5,500社となっている。

今回の売却によって、AIGスター生命とAIGエジソン生命の保険契約が影響を受けることはなく、これらの保険契約は日本の保険業法に則って守られる。

今回の売却は、監督官庁の認可その他の通常こうした取引に付される要件の充足を発効条件としており、2011年第1四半期(1~3月)中に完了する予定。