損保ジャパンひまわり生命保険は30日、新しいがん保険『勇気のお守り』(正式名称 : がん保険(2010))を、11月2日から発売すると発表した。"生命保険業界初"という「がん外来治療給付金」を組み込んでいるのが特徴となっている。

損保ジャパンひまわり生命では、最近の医療状況を踏まえてがん保険に関する市場調査を行なった結果、「がんの治療が入院から通院に大きくシフトしており、がん保険において通院保障の充実を求める声が多いことが分かった」(同社)。

こうした状況を受け同社では、新しいがん保険「勇気のお守り」を開発。同商品では、従来の保障内容を抜本的に見直しを行ない、「必要な保障に特化した、わかりやすくシンプルなものにした」(同社)。

抗がん剤治療や放射線治療を通院で行うケースが増えている最新のがん治療をふまえて、従来の通院給付金と異なり、入院の要件なしで、がんによる通院(外来治療)を保障する「がん外来治療給付金」を創設したのが特徴となっている。

従来商品の通院給付金との相違点(ポイント)

また、がんにより先進医療による療養を受けられたときに技術料相当額を保障する「がん先進医療特約」など、顧客ニーズの高い特約を用意している。

さらに、11月2日から、医療保険(08)「健康のお守り」に、今回開発・改定した「がん外来治療給付金」「がん診断給付金」を特約として付加できるようにする。