体重や身長などを異性に聞かれ、とっさに口から出たのは事実とは違う数字だった―。そんな「サバ読み」経験者は結構多いはず。結婚相談所のサンマリエが運営する婚活応援サイト「恋のビタミン」がこのサバ読みについてアンケート調査を行っている。身長や体重より数字のごまかしが"横行"しているのはなんと「今まで付き合った人数」だった。
調査は昨年4月16日~23日にワンクリックアンケート方式で実施。男女合わせて146人から回答があった。
異性から聞かれ、思わずサバを読んでしまうのは「今まで付き合った人数」「体重」「身長」「年齢」のうちどれだろう? 同調査結果をみると、男女ともにもっとも多かった回答が「今まで付き合った人数」。男性の43%、女性の45%が思わずその数をごまかしてしまうという。
つき合った人数を多めにいうのだろうか、少なめにいうのだろうか? 男女別にみると実に興味深い結果が。男性では多めにいう人と、少なめにいう人がほぼ半々で、サバ読み範囲のほとんどが±3~±5人だったが、女性では実際に付き合ったことのある人数よりも少なめに申告している人が大多数。その上、その"水増し"の程度も最大で-50人とかなり幅があった。
「バレたときの言い訳」を聞いても女性にはツワモノが多いようだ。男性では「見栄を張りたくて」(25歳)、「勘違いしていたんだ」(27歳)など、わりに「素直」に認める傾向が見られたが、女性は「本気じゃなかったから、数に入らないの」(40歳)、「半数は『彼氏だったらよかったのに~』というだけの友達だよ」(35歳)など、カウント方法の問題に"転嫁"してしまうパターンや、「何人かわからなくなっちゃって…」(27歳)、「つらい思い出は勝手に忘れようとするみたい」(32歳)と元カレを記憶から"抹消"してしまうパターンも見られた。
サバ読みランキングの2位は男女ともに「体重」。男性の29%に対し、女性は41%と多い。身長に比べ体重はパッと見で分かりにくいこともあってか、女性のなかには-10kgサバ読みをしたという人もいた。男性の3位は「身長」、女性の3位は「年齢」だった。