日本HPは30日、20型オールインワンPCの新機種2製品を発表した。「HP TouchSmart PC 310」はタッチスクリーン機能に対応した製品で、同社の直販サイトHP Directplusのみの販売。「HP Omni 100」はタッチスクリーン非対応で、量販店モデルも用意される。HP Directplusモデルは本日から、量販店モデルは10月上旬より発売の予定。

「HP TouchSmart PC 310」

「HP TouchSmart PC 310」

「HP TouchSmart PC 310」は、ワールドワイドでも日本が最初のリリースとなるタッチスクリーン対応のオールインワンPC。タッチ対応だけでなく、4コアCPU搭載によるハイパフォーマンス、美しいBright View液晶による表示も魅力だ。タッチ機能は、専用ソフト「TouchSmart Software 4.0」でさまざまに活用できる。

上位モデル構成となる「TouchSmart PC 310-1030jp」の主な仕様は、CPUがAthlon II X2 605e(2.30GHz)、グラフィックスがRadeon HD 5450、メモリが8GB、ストレージが750GB HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが20型ワイドBrightView液晶(1,600×900ドット)、OSがWindows 7 Home Premium 64bit。IEEE802.11b/g/n対応の無線LAN、10/100/1000Mbps対応の有線LANを搭載し、Microsoft Office Personal 2010が付属する。上記構成時の価格は99,960円。

下位モデル構成となる「TouchSmart PC 310-1010jp」は、メモリが4GB、ストレージが500GB HDDとなり、Microsoft Officeも付属しない。この構成時の価格は79,800円。

「HP Omni 100」

「HP Omni 100」(製品には日本語キーボードを同梱)

「HP Omni 100」は、使いやすさを実現し、環境に配慮したオールインワンPC。ディスプレイは「TouchSmart PC 310」と同じ20型だか、こちらは非光沢タイプとなる。

量販店向けモデル「HP Omni 100-5310jp」の仕様は、CPUがAthlon II X2 270u(2.00GHz)、グラフィックスがRadeon HD 4270(チップセット内蔵)、メモリが4GB、ストレージが500GB HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが20型ワイド液晶(1,600×900ドット)、OSがWindows 7 Professional 64bit。IEEE802.11b/g/n対応の無線LAN、10/100Mbps対応の有線LANを搭載し、Microsoft Office Personal 2010が付属する。また、「HP安心サポート365(30日間)」添付で、解説書「速効!図解 HPパソコン Windows 7対応 特別版」が添付される。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は100,000円前後。

HP Directplus向けモデル「HP Omni 100-5210jp」は、量販店向けモデルの仕様から、ハードディスク容量が320GBとなる。また、Microsoft Office、サポートオプション、解説書は付属しない。この構成で、価格は59,850円となる。