日本HPは30日、ミニタワー型デスクトップPC「HP Pavillion Desktop PC HPE」シリーズの冬モデルを発表した。量販店向けはCore i7-930搭載の「HPE 390jp/CT」の1機種。同社の直販サイトHP Directplus向けは「HPE 390jp/CT」のほか、Core i5-760搭載の「HPE 380jp/CT」、PhenomII x6 1045T搭載の「HPE 360jp/CT」の計3機種。HP Directplusモデルは本日より発売で、量販店モデルは10月上旬より順次発売。

「HP Pavillion Desktop PC HPE」シリーズ

HP Directplusモデル共通のカスタマイズオプションとしては、グラフィックスがNVIDIAはGeForce GTX 460/GT 230/GT 320の3種類、ATIはRadeon HD 5770/5570の2種類から選択可能となっている。また、SSDは80GB/160GBを選択でき、HDDならば最大4.64TBまで搭載可能だ。3波W録画対応内蔵テレビチューナーもオプションとして用意されている。

「HP Pavillion Desktop PC HPE 390jp/CT」

「HP Pavillion Desktop PC HPE 390jp/CT」は、「HP Pavillion Desktop PC HPE 290jp/CT」の後継となるフラグシップモデル。量販店モデルと同社直販サイトHP Directplusモデルが設定されている。

量販店モデルではグラフィックスをNVIDIA GeForce GTX 460に変更し、ストレージに80GB SSD+2TB HDDという構成を採用。今回より新たに設定されたサポートサービス、HP安心サポート365(30日間)が適用される。価格はオープンで、店頭予想価格は230,000円前後。 その他の仕様は、CPUがIntel Core i7-930(2.80GHz)、チップセットがIntel X58 Express、メインメモリが12GB(最大24GB)、OSがWindows 7 Prrofessional 64bit版など。

Directplusモデルでは、CPUはCore i7の900番台で選択可能。最小構成の場合の仕様はCPUがIntel Core i7-930(2.80GHz)、チップセットがIntel X58 Express、グラフィックスがNVIDIA GeForce GT 320、メインメモリが6GB(最大24GB)、ストレージが500GB HDD、OSがWindows 7 Home Premium 64bit版など。最小構成時の価格は89,880円。

「HP Pavillion Desktop PC HPE 380jp/CT」

「HP Pavillion Desktop PC HPE 380jp/CT」は「HP Pavillion Desktop PC HPE 280jp/CT」の後継となるモデルで、HP Directplus専用となる。OSは64bit/32bitのダブルリカバリメディアとなる。CPUはCore i7-870/880、Core i5-760を選択可能だ。

最小構成の場合の仕様はCPUがIntel Core i5-760(2.80GHz)、チップセットがIntel X57 Express、グラフィックスがNVIDIA GeForce GT 320、メインメモリが2GB(最大24GB)、ストレージが500GB HDD、OSがWindows 7 Home Premiumなど。最小構成時の価格は74,970円。

「HP Pavillion Desktop PC HPE 360jp/CT」

「HP Pavillion Desktop PC HPE 360jp/CT」は「HP Pavillion Desktop PC HPE 260jp/CT」の後継となるモデルで、「HPE 380jp/CT」同様にHP Directplus専用、OSは64bit/32bitのダブルリカバリメディアだ。CPUはAMD Phenom II X6 1090T/1045Tとなり、グラフィックスはオンボードのチップセット統合グラフィックスも選択できる。

最小構成の場合の仕様はCPUがAMD Phenom X6 1045T(2.70GHz)、チップセットがAMD 785G、グラフィックスがATI Radeon HD 4290(チップセット統合)、メインメモリが2GB(最大24GB)、ストレージが500GB HDD、OSがWindows 7 Home Premiumなど。最小構成時の価格は55,860円。