日本HPは30日、オールインワンPC「HP TouchSmart 600 PC」「HP-All-in-One PC 200jp/CT」の冬モデルを発表した。いずれもハードウェア仕様に大きな変更はなく、付属ソフト/サポート/ダイレクト販売時のオプションの強化などが中心となる。発売は、同社の直販サイトHP Directplusでは本日から、量販店では10月上旬から発売の予定。
「HP TouchSmart 600 PC」
「HP TouchSmart 600 PC」は、23型のBrightView液晶を搭載したスタイリッシュなオールインワンPC。Core i3からCore i7-820Qmまではば広いCPUを選択可能。冬モデルでは、全モデルにMicrosoft Office Home and Businessが付属するようになったほか、「TouchSmart Software 4.0」がインストールされ、タッチ機能をさらに活用できるようになっている。また、全モデルに3波対応でWindows Media Center上で動作するテレビチューナーを内蔵する。
量販店モデルは2機種で、いずれも「HP安心サポート365(30日間)」が付属し、解説書「速効!図解 HPパソコン Windows 7対応 特別版」が同梱される。
上位モデル「600-1390jp」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-820QM(1.73GHz)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GT 230、メモリが8GB、ストレージが2TB HDD、光学ドライブはBD-ROMドライブ(DVDスーパーマルチ機能付き)。店頭想定価格は230,000円前後。
下位モデル「600-1370jp」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-520M(2.40GHz)、グラフィックスがNVIDIA GeForce G 210、メモリが4GB、ストレージが1.5TB HDD、光学ドライブはBD-ROMドライブ(DVDスーパーマルチ機能付き)。店頭想定価格は180,000円前後。
HP Directplusモデルでは、上位構成の「600-1360jp」はCPUがIntel Core i5-450M(2.40GHz)、グラフィックスがNVIDIA GeForce G 210、メモリが4GB、ストレージが1TB HDD、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブ。上記構成の価格は139,860円。下位構成の「600-1330jp」ではCPUがIntel Core i3-370M(2.40GHz)、HDD容量が750GBとなる。この構成の場合の価格は109,830円。
「HP-All-in-One PC 200」
「HP-All-in-One PC 200」は大画面にすっきりボディというスタンダードタイプのオールインワンPC。夏モデルから仕様に大きな変化はない。液晶ディスプレイは21.5型ワイドの非光沢タイプで、輝点ゼロ保証付き。
量販店向けは3モデルが設定され、いずれも「HP安心サポート365(30日間)」が付属し、解説書「速効!図解 HPパソコン Windows 7対応 特別版」を同梱。「筆まめVer20ベーシック」が付属する。
CPUにIntel Core i5-650(3.20GHz)、メモリ4GB、ストレージに1TB HDD、光学ドライブにDVDスーパーマルチドライブ、無線LAN搭載、ワイヤレスキーボード/マウス同梱、3波対応シングルチューナー内蔵、Microsoft Office Personal 2010付属、OSはWindows 7 Home Premium 64bitのモデルが店頭予想価格160,000円前後。
CPUをCore i3-550(3.20GHz)に変更し、HDD容量を750GBとしたモデルが店頭予想価格130,000円前後。さらにHDD容量を640GBとし、Microsoft Officeおよび無線LAN機能を省略、キーボード/マウスが有線となるモデルが店頭予想価格100,000円前後となる。
HP Directplusモデルでは、CPUにCore i3-550とCore i5-650を選択できるほか、メモリが2GB/4GB、HDD容量は250GB/500GB/1TB/1.5TB、光学ドライブはBD-ROMドライブ/DVDスーパーマルチドライブを選択可能。最小構成時の価格は70,000円前後となる。