モバイルマーケティング・ジャパンは28日、タバコに対する喫煙者、非喫煙者の意識と行動について調査結果を公表した。同調査は10日~13日、20歳以上の男女を対象にインターネットリサーチにて行われた。

調査結果によると、現在自分自身が喫煙をしている人のうち、10月の値上げに際して禁煙をしようとしている人は「禁煙することを決めている」「禁煙することを考えている」の計55%に上った。1本当たりのタバコ本数、1日当たりのニコチン量別でみると、「禁煙をすると決めている」人の割合と「禁煙は無理だと思うのでしない」人の割合がそれぞれ高い傾向にあり、ヘビースモーカーほど禁煙を完全に決めている人と、禁煙を断念している人の二極化傾向が窺えるという。

喫煙者の禁煙/喫煙継続意向

1日喫煙本数別禁煙/喫煙継続意向と喫煙タバコのニコチン量別 禁煙/喫煙継続意向(写真左から)

また、「禁煙はしたいが無理だと思うのでしない」「禁煙したいと思わない」を合わせた"喫煙継続派"の24%がタバコの買いだめをしていると回答。買いだめ量は平均5.6カートン(56箱)で、中には30カートン(300箱)買いだめた人もいた。一方で、「禁煙をすると決めている」「禁煙することを考えている」"禁煙派"の約6割がその理由として金銭負担を挙げている。

喫煙継続意向者の買いだめ意向