英Sony Ericssonは9月23日(米国時間)、同社が「Xperia X10」(日本では「Xperia」としてNTTドコモが発売)向けに予定していた「Android 2.1」アップデートの提供開始が遅れる見込みであることを製品Blogの中で報告した。それによれば、当初2010年第3四半期末に提供予定だったAndroid 2.1アップデータの準備に時間がかかり、さらに予定より数週間先の10月末以降になる見込みだという。
現在、Xperia X10はAndroid 1.6が導入された状態で出荷が行われているが、Android 2.1アップデータではOSのバージョンを2.1へと引き上げるとともに、いくつかの新機能が追加されるという。そのうちの1つがHD品質でのビデオ録画機能で、撮影中もオートフォーカスが有効になった状態で機能する。Sony Ericssonによれば、必要十分な品質を確保するための今回の遅延決定だという。アップデータはminiやmini proを含むXperia X10の3モデルすべてに提供される見込みで、機能強化の内容についてはBlogを参照のこと。