ランドローバーは、パリモーターショーにて新型「レンジローバー・イヴォーク」を発表した。イヴォークは、2008年のデトロイトモーターショーにて「LRXコンセプト」として出展されていたモデルを市販化したもの。ただし、LRXはハイブリッドとしてデザインされていたが、イヴォークはガソリンエンジンモデルとなっている。世界各国で2011年夏より順次発売され、価格は米国市場で4万ドルからの見込み。
イヴォークは、クロスクーペデザインで、ランドローバー史上最も小型なモデル。外観はレンジローバーデザインの進化形としている。フルサイズのガラスパノラミックルーフを備え、「マグネライド」サスペンションや、トラクションコントロールやデフを統合制御する「テレイン・レスポンス」を備えた4WDシステム、8インチタッチスクリーンディスプレイとHDDナビゲーションシステム、サラウンドカメラシステム、自動縦列駐車を行うパークアシスト機能などを備える。パワートレインには、240psを発生するターボチャージャーとツイン可変バルブタイミング機構を備えた2L Si4直噴ガソリンエンジンを搭載する。