NHK教育テレビで放送中のアニメ『忍たま乱太郎』が、実写映画化に続いて、アニメ版としても映画化されることが24日、分かった。公開は2011年3月を予定している。

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同作は、三流忍者の家に生まれた乱太郎とその仲間たちの活躍を描くアニメ。原作は、1986年より朝日小学生新聞で連載中のギャグマンガ『落第忍者乱太郎』で、コミックは、累計800万部を突破し、来年で連載26年目を迎える人気シリーズとなっている。また、1993年にテレビアニメ化され、現在も放送中だ。

劇場版では、原作コミックの第37巻をベースに、忍術学園に通う乱太郎の仲間・喜三太が合戦に巻き込まれ、乱太郎以下、忍術学園の生徒たちが喜三太の救出に向かうというストーリーが展開する。第一期のテレビシリーズよりキャラクターデザインを手がけた藤森雅也氏が監督を務め、『ドラえもん』の映画版大長編22作品の監督を務めた芝山努氏が監修を担当する。

原作者の尼子騒兵衛は「テレビや漫画とはまた違った大きなスケールで忍たまワールドが展開されることに私自身ワクワク感いっぱいです。ギャグと忍者と戦国絵巻、見終わった後できっとスカッとファミリーで笑顔になれること間違いなし、と期待しております!」とコメントを寄せている。