9月16日~19日の4日間、千葉市・幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2010」。通信事業者の出展はなかったが、モバイルコーナーにスマートフォン向けゲームが多数展示されていた。
モバイルコーナーには、iPhone&iPadブースとAndroidブースが設置されていた。iPhone&iPadブースではiPhone4とiPadが、AndroidブースではXperiaの実機が用意されており、気軽にゲームを楽しむことができた。
iPhone&iPadブースのデモンストレーションコーナーでは、バンダイナムコの「太鼓の達人プラス」やカプコン「ストリートファイターIV」といった最新作をiPadの大画面で楽しむことができた。このほか、セガの近日発売予定のゲーム「ソニック・ザ・ヘッジホック4 エピソードI」などもプレイできた。
Androidブースでは、Androidアプリコンテント「Android Application Award 2010 Spring」の受賞作品が紹介されていた。大賞は、タオソフトウェアの「tWakeUpCallMaker」で、端末内の音声データを使って自分だけの目覚まし時計を簡単に作成できるアプリだ。
試遊コーナーにも、多数のAndroid端末向けのゲームが展示されていた。なお、隣接して設置されたステージでは「ドコモマーケット・コンテンツの動向」などAndroidに関する各種講演が行われていた。
このほか、パロットが、iPhoneで操作できるラジコンヘリコプター「AR.Drone」のフライト・デモンストレーション&体験イベントを開催していた。
AR.Droneは、ARに対応し、iPhone/iPad/iPod touchで操作できるヘリコプターのラジコン。2010年のCESで発表され、8月にヨーロッパ各国、9月にアメリカ、そして9月16日より日本で販売が開始された。会場では試遊のための整理券が配られていたが、配られ始めるとすぐに予定枚数が終了という状態だった。
なお、東京ゲームショウの体験イベントでは楽しめなかったが、AR.Droneは、本体に搭載されたカメラの映像をiPhoneに映し出し、さらにAR技術を使ってリアルタイムにロボットや怪獣などを表示することができ、戦闘ゲームとしても楽しむことができる。