「InFormEnter」 |
Webサイトの会員登録やネットショッピングをする際に、住所や氏名、電話番号といった情報を入力する機会も多いだろう。複数のサイトを使う場合には、同じ情報を何度も入力しなければならず面倒だ。そんな問題を解決してくれるFirefoxのアドオンが「InFormEnter」である。「InFormEnter」では、頻繁に使う文字列をあらかじめ登録しておき、必要な時に簡単に呼び出して入力することができる。また、入力フォームから「InFormEnter」に登録するのも簡単だ。
注意:本稿では、Firefoxのアドオンのインストールを行っていますが、ソフトウェアの利用は使用者の責任で行ってください。
InFormEnterをインストール
それでは、「InFormEnter」をインストールしよう。FirefoxのアドオンのWebサイトで、画面中央にある[Firefoxへ追加]ボタンをクリックする(図1)。ここで画面上に「このサイト(addons.mozilla.org)からはFirefoxにソフトウェアをインストールできない設定になっています」と表示された場合は、右端にある[許可]ボタンをクリックしよう(図2)。
インストールの確認ダイアログが表示されたら、[今すぐインストール]ボタンをクリックする(図3)。インストールが実行されるとアドオンのダイアログが表示されるので、[Firefoxを再起動]ボタンをクリックし、Firefoxを再起動する(図4)。
再起動後、表示されたアドオンのダイアログで新しいアドオンがインストールされたことを確認し(図5)、これを閉じる。インストールはこれで完了だ。
ボタンをクリックして文字列を簡単入力
それでは、さっそく「InFormEnter」を使っていこう。「InFormEnter」をインストールすると、ステータスバーの右側に[InFormEnter]アイコンが表示されている(図6)。この[InFormEnter]アイコンをクリックして、表示されるメニューから[InFormEnterオプション]を選択しよう(図7)。すると、図8のような「InFormEnter」の設定のダイアログが表示される。
図6 ステータスバーに[InFormEnter]アイコンが表示される |
図7 [InFormEnter]アイコンをクリックし、メニューから[InFormEnterオプション]を選択する |
[プロファイルの管理]タブでは、名前や住所などの文字列を入力して、「InFormEnter」のプロファイルに登録する。「入力メニューの項目」において、既に入力されている文字列に上書きする形で各項目を入力していき、[OK]ボタンをクリックしよう(図9)。
続いて、ショッピングサイトなどの入力フォームのページを開くと、入力欄の右側に[InFormEnter]アイコンと同様の矢印マークのボタンが表示されている(図10)。
「InFormEnter」に保存したデータを入力する場合は、このボタンをクリックし、表示されるメニューから文字列を選択すれば良い(図11)。