NTTドコモは、FOMAユビキタスモジュール「FOMA UM01-HW」を9月30日より発売すると発表した。低価格化を実現したモデルで、音声通話機能など新機能も備える。販売方法は、全国のドコモ法人営業部門およびパートナー企業によるシステム販売による。
FOMA UM01-HWは従来のパケット通信に加え、FOMAユビキタスモジュールとしては初めて音声通話機能やSMS機能、国際ローミングに対応した製品。音声通話機能を用いた例では、エレベーターの緊急連絡用の、インターホン機能の実装などが考えられる。SMS機能を使えば、より簡易に情報掲示板などへのテキストの配信などが可能。国際ローミングについては、海外にある建機などの稼動管理を行うことができる。
データ通信速度は上り最大64kbps、下り最大384kbps。サイズは約45.0(幅)×約31.0(奥行き)×5.4(厚さ)mm、質量は約11g。無線周波数帯は3Gは2,100MHz/850MHz/800MHz、GSMは1,900MHz/1,800MHz/900MHz/850MHzを利用する。