FXCMジャパンは22日、スマートフォン(Android端末)でのFXアプリケーションサービス、『TSモバイル for Android』を同日から提供開始すると発表した。
FXCMジャパンによると、米国では、Googleの基本ソフト「Android」を搭載したスマートフォンのシェアが、アップルのiPhoneやWindows Mobile端末を上回る予想が出ているという。同社では、こうした状況や顧客の要望に応えるとして、今回、Android版FX取引ツールをリリースすることにした。
「TSモバイル for Android」は、プロのトレーダーにも好評という高機能取引ツール「FX Trading Station 2.0」の操作性を可能な限りAndroidアプリ上で再現、「その特性を最大限に生かしている」(FXCMジャパン)。
「スマートフォン版FXアプリ史上最多」(同社)という16種類のテクニカル指標をはじめ、1秒更新のリアルタイム為替レートや、ワンクリック/クイック注文を搭載。チャートは4分割まで可能(ズーム機能搭載)で、24時間リアルタイムのマーケット情報も配信。自動ログインオプション機能付きで、デモトレード口座もある。
動作確認機種は、Android1.6以降を搭載した機種「Xperia SO-01B」「HTC Desire X06HT」で、全てのAndroid環境での動作を保障するものではない。
FXCMジャパンでは、「将来的にチャートは24種類まで増やす予定」としている。また、10月初旬ごろには、iPhone専用のFXアプリも提供開始する予定としており、今後も同社のスマートフォン対応が加速しそうだ。