東芝ホームアプライアンスは21日、ドラム式洗濯乾燥機の新モデル「ヒートポンプドラム ZABOON(ザブーン)」4機種を発表した。10月下旬から順次発売し、価格はオープン。推定市場価格は、ピコイオン除菌を搭載する「TW-Z9100L/R」が30万円前後、「TW-Z8100L/R」が27万円前後。洗濯・脱水容量は9kgで、洗濯乾燥容量は6kg。
新モデルでは、洗いと脱水で磁力を可変できる「アクティブS-DDモーター」、ドラムの振動を吸収するサスペンションのやわらかさを可変できる新開発の「アクティブサスペンション」を採用。また、それらを最適に制御する「アクティブ制御システム」を搭載することで、洗濯時間の短縮、低振動運転と高い省エネ性能を実現している。
また、高圧ダブルシャワーによる「節水ザブーン洗浄」の途中に、ドラムの回転を速めることで押し広げた衣類全体にシャワーを当てる「遠心洗い」を組み込み、従来機種と比較し、単位時間当たりの洗浄力を約20%向上(従来モデルTW-Z9000とTW-Z9100の比較)。洗濯物9kgを約35分で洗濯することができるという。
さらに、従来比約10%(同)も効率を向上したファンユニットによりヒートポンプ除湿乾燥の循環風量もアップ。乾燥時には途中でドラムの回転を速め、衣類をドラムに押し広げることで温風の通りを良くする「遠心乾燥」を行うことで、シワを抑え、ふんわり感を出した仕上がりにするという。
このほか、布量・布質・温度の3つのセンサー検知を採用した「エコモード」も搭載。洗濯時には抗菌水ユニットから抗菌成分(Ag+イオン)が溶け出した抗菌水で洗濯を行い、衣類を抗菌し、部屋干し時のイヤなニオイも防ぐ。