ゴールドウインのアクティブ事業部は、このほど『SCOTT 2011・GOLDWIN 2011 春夏新製品記者発表会』を行った。日本人の体型を考慮し、入門者のニーズに応えたロードバイクの新商品を導入するなど、充実のラインナップとなっている。
「SCOTT(スコット)」はスポーツバイクの分野で、軽量かつ高剛性・高弾性・高強度のフレームを開発して高い評価を得ている。2011年度モデルでは、プロツアーでも活躍する「ADDICT」モデルを筆頭に、本格的アスリートからスタイリッシュに自転車を楽しみたい人まで幅広く対応したラインナップに。
ロードバイクの入門者向けとなるスピードスターS45とS55は、日本人の体型をもとに作られた日本独自のモデル。新商品では、クランクをより信頼の高いシマノ社製に変更するなどの改良が加えられた。
S45はブラックとホワイトの2色を用意し、価格は105,000円。S55ではブラック、シルバー、ホワイトの3色を用意し、価格は95,000円。両商品とも10月の発売を予定しており、スポーツバイク専門店をはじめ、全国のSCOTT取扱店で販売される。
記者発表会では、ゴールドウイン アクティブスタイル事業本部長の神成一郎氏が、ドイツで行われた世界最大級の自転車ショー「ユーロバイク」に参加したことに触れ、「4年ぶりの参加だったが、出展社もユーザーも非常に増え、6万3,000人以上が会場に集っていた」と説明。ヨーロッパでの新たな動きを感じ取った様子で、「エコの観点も含め、自転車文化は大きな流れになってきている。この動きは必ず日本にも伝わるはず。それを踏まえて新しい方向性を打ち出したい」と述べた。