台湾HTCは9月15日(英国時間)、Androidベースの最新スマートフォン「HTC Desire HD」「HTC Desire Z」の2機種を発表した。10月より欧州とアジアの主要市場で提供を開始し、その後北米市場で発売する。
今回発表した2機種は「HTC Desire」ブランドを引き継ぐ最新モデルで、Android 2.2(Froyo)と独自UI「HTCSense」の最新版を搭載する。
HTC Desire HDは、4.3インチディスプレイと1GHzの「Qualcomm Snapdragon」を搭載したタッチ端末。アルミニウムのボディが特徴で、寸法・重量は123×68×11.8mm・164g。メモリは1.5GBを内蔵する。
機能面では、8メガピクセルのデュアルフラッシュ付きカメラを搭載し、720p HD動画にも対応する。無線方式は3G/HSPA、Wi-Fi(IEEE 802.11 b/g/n)をサポート。このほか、Dorby Mobile、3.5mmステレオジャックなども搭載する。
HTC Desire Zは、3.7インチディスプレイとスライド式のQWERTYキー搭載したモデルで、ポップヒンジ"と呼ばれる独自のヒンジデザインが特徴。プロセッサは800MHzで、メモリは1.5GB。寸法・重量は119×60.4×14.16mm・180g。無線方式は3G/HSPA、Wi-Fi(IEEE 802.11 b/g/n)に対応。5メガピクセルカメラも搭載する。
HTC Desire HDとHTC Desire Zが搭載する独自UI「HTCSense」の最新版は、電子書籍機能や、HD動画録音やイメージのキャプチャ/編集機能が追加されている。さらに、PCと連動して、紛失の際に端末の場所を特定したり、遠隔からデータをロックしたり消去するなどの機能も備える。