ニコンは15日、FXフォーマットデジタル一眼レフカメラ対応単焦点レンズのラインナップ拡充のため、大口径望遠レンズ「AF-S NIKKOR 200mm f/2G ED VR II」(86万1,000円)を10月1日に、大口径広角レンズ「AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G」(24万1,500円)を11月19日に発売すると発表した。

「AF-S NIKKOR 200mm f/2G ED VR II」

AF-S NIKKOR 200mm f/2G ED VR IIは、シャッタースピード約4段分の手ブレ軽減効果を発揮する「手ブレ補正(VRII)」機構や、ゴーストとフレアーに対して高い低減効果を発揮する「ナノクリスタルコート」を採用した焦点距離200mm、開放F値2の望遠レンズ。色収差などを良好に補正するスーパーEDレンズやEDレンズ、超音波モーター「SWM(Silent Wave Motor)」などを搭載し、光量が少なくぶれやすい室内スポーツ撮影や舞台撮影などで性能を発揮するとのこと。

「AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G」

AF-S NIKKOR 35mm f/1.4Gは、焦点距離が35mmで開放F値1.4の高画質で明るい大口径単焦点レンズ。開放絞りでの高解像力と自然なボケ味を両立させた高い描写性能を持つ。「ナノクリスタルコート」の採用や、諸収差を補正し優れた描写力を発揮する光学設計によって、無限遠から至近距離まで歪みなくシャープで自然な描写が可能で、特に風景、夜景、星の撮影などに適しているとのこと。さらに、改良された新しいMF駆動機構の搭載により、MFタイムラグを減少させて「M/A」モード時のマニュアルフォーカスの操作感が飛躍的に向上したという。