バッファローは15日、ネットワーク対応テレビを重視したIEEE802.11a/b/g/n対応の無線LANルータを発表した。10月上旬の出荷予定で、価格は、親機のみの「WZR-HP-AG300H/V」が14,600円(税別)、子機とセットになった「WZR-HP-AG300H/EV」が22,100円(税別)。

親機のみの「WZR-HP-AG300H/V」

有線LANコネクタ用の子機がセットになった「WZR-HP-AG300H/EV」

「WZR-HP-AG300H/V」は、IEEE802.11a/b/g/nに対応した最大300Mbpsの無線LANルータ。「WZR-HP-AG300H/EV」は、この無線LANルータと、有線LANを無線LANに変換する子機アダプタ「WLAE-AG300N/V」がセットになったモデル。

どちらも無線LANルータ親機は同じもので、IEEE802.11a/nとIEEE802.11b/g/nを同時に利用できる。無線LANの接続設定を簡単に行う「AOSS」に対応するほか、異なる暗号化レベルを混在して使用したり、本体のスイッチでルータ機能を無効化するといった柔軟な運用が可能だ。4ポートの有線LANハブは10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tに対応。また、ユーザーの生活スタイルに合わせて、時間帯や曜日で電源をオンオフする「おまかせ節電」機能を備える。本体サイズはW45×D156×H175mm、重量は約350g。

「WZR-HP-AG300H/EV」に付属する子機アダプタの「WLAE-AG300N/V」を使うと、ネットワーク対応テレビなど有線LANしか持たない機器を無線LANルータの親機に無線で接続することが可能。「WLAE-AG300N/V」は単体でも購入でき、価格は7,900円(税別)。本体サイズはW72×D41×H103mm、重量は約155g。