ボーズは15日、Apple製品専用モバイルヘッドセット「Bose MIE2i mobile headset」などヘッドホン/ヘッドセット3製品を発表し、これらの新製品の発表会を開催した。「Bose MIE2i mobile headset」は10月30日発売予定で、販売予定価格は15,750円。予約受付は15日より開始されている。
「Bose MIE2i mobile headset」
「Bose MIE2i mobile headset」は、同社初のApple製品専用モバイルヘッドセット。iPhoneやiPod、iPad、MacBook Proなどで、着信応答、音楽やビデオの再生/停止/スキップ、音量調節といった操作をヘッドセットのマイク部を兼ねるリモコンから操作できる。音声アプリケーションの操作も可能だ。
ヘッドホン部分は「Bose IE2 audio headphones」と共通。同社の小型スピーカー技術の研究成果により、さらに進化させたポート構造を採用。高域特性が向上し、低音再生技術"TriPortテクノロジー"との融合によって、広い音域にわたる忠実な音楽再生を実現する。
また、新開発のシリコン製イヤーチップ"StayHearチップ"により、良好な装着感を維持したまま、装着安定性を向上させた。チップのウィング部分を耳上部のくぼみにフィットさせることで、エクササイズなどアクティブなシーンでも耳の中に確実に収めることができる。"StayHearチップ"はS/M/Lの3サイズが付属するので、自分に合うものを選択できる。ケーブル長は115cm。
「Bose IE2 audio headphones」「Bose AE2 audio headphones」
発表された新製品は、ほかにインイヤー型の「Bose IE2 audio headphones」(9月25日発売予定、予定価格は12,600円)、アラウンドイヤー型の「Bose AE2 audio headphones」(10月30日発売予定、予定価格は18,900円)。この2製品も15日より予約を受け付けている。いずれも、ロングセラーとなった前モデルから音質をさらに向上させ、装着安定性の向上・装着感の改善を行った製品だ。
会場には試聴コーナーも用意
発表会の席上では、まず同社マーケティング部ディレクターの伊東奈津子氏が新製品のラインナップを紹介。それぞれの製品が発表されるごとに、実際に製品を装着した同社社員が登場し、安定性の高さのアピール、機能のデモンストレーションを行った。続いて同社マーケティング部 広報宣伝グループ マネージャーの富藤元一氏が製品の詳細と特徴について解説した。
会場には新製品の試聴機が多数用意されており、その音質と装着感を確認することができた。記者も実際に製品を装着してみたが、装着時の安定性はかなりのもの。それでいて装着時の違和感もなく、プレゼンテーション内容に偽りなしとの印象を受けた。音質についても、会場での試聴の限りでは、全域にわたってクリアな再生と思えた。